ブログ2025.07.27

子どもが『腰が痛い』と言い出したら読むブログ｜成長期の腰痛とその原因

目次

• ○  ✅ 成長期の腰痛、なぜ起こる？
• ○  👀 こんな症状があれば要注意！
• ○  🧠 原因は“腰そのもの”ではないことも？
• ○  🛠 成長期の腰痛を防ぐ3つのポイント
• ○  💬 親御さんができるサポートとは？
• ○  📍 昭和町・文の里エリアで成長期の腰痛にお悩みなら

✅ 成長期の腰痛、なぜ起こる？

成長期（おおよそ10歳～15歳）は骨の成長が急激に進む一方で、筋肉や腱の柔軟性が追いつかず身体のバランスが崩れやすくなります。
もちろん成長期に限らず体の使い方やバランスは大事です。
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📌 よくある成長期腰痛の原因
１腰椎分離症（ようついぶんりしょう）
　特にスポーツを頑張る子どもに多い疲労骨折の一種。
サッカーや野球などひねる・反る動作の多い競技で起こりやすいです。

２筋肉のアンバランスによる腰痛
　骨盤の前傾・後傾や、太もも・お尻・体幹の筋力低下によって腰部に負担が集中しやすくなります。

３柔軟性の低下
　特にハムストリングス（もも裏）や股関節の硬さは腰へのストレスを増加させる大きな要因です。

👀 こんな症状があれば要注意！

以下のような症状がある場合は放置せず専門家に相談しましょう。

・朝起きたときから腰が重だるい・痛い

・後ろに反る動作で痛みが出る

・スポーツ後に痛みが強くなる

・動いていなくても痛みがある

・数週間たっても良くならない

特に「腰椎分離症」は早期発見・早期対応がカギ。
放置すると分離が進行し、長期のスポーツ休止が必要になるケースもあります。

🧠 原因は“腰そのもの”ではないことも？

痛みの出ている「腰」は結果的に負担がかかっている場所に過ぎないことも多く、以下のような全身の使い方のクセが根本原因であることがほとんどです。
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🔍 よくある体の使い方のクセ
・反り腰になりやすい立ち姿勢

・腹筋が弱く、体幹で支えられていない

・ハムストリングスや股関節の硬さ

・片足に重心をかける癖がある

・過度な練習で疲労が回復していない

こうした要素が重なると腰まわりの構造に無理がかかり痛みへとつながります。

🛠 成長期の腰痛を防ぐ3つのポイント

① 体幹トレーニングで“支える力”を育てる
腹筋・背筋・お尻の筋肉をバランスよく鍛えることで腰への負担を軽減できます。
おススメはは【ブレーシング】や【プランク】といった基礎的なトレーニング。

※古いトレーニングですと「ドローイン」えお行う人もいますが科学的な比較では
体幹の安定性・腹腔内圧（IAP）向上：ブレーシングが優れているという研究報告が多いです。

脊柱や体幹の安定性、腹腔内圧の上昇は「ブレーシング＞ドローイン」となっています。
参考論文

以前のブログでも簡単に説明していますのでこちらも参考にしてください。
参考ブログ

② 柔軟性アップで動けるカラダに
特にストレッチしてほしいのは以下の部位：

ハムストリングス（もも裏）

大臀筋（お尻）

腸腰筋（股関節の前）

背中（広背筋）

練習前後に取り入れることで、ケガの予防にもつながります。

③ 動きのクセを見直す
ジャンプや着地、ランニング動作に偏りがある場合、左右差やフォームの崩れが原因になっていることも。
プロのトレーナーによる動作チェックで、正しい体の使い方を身につけましょう。

💬 親御さんができるサポートとは？

成長期の子どもたちは「無理してでも頑張りたい」「痛みを我慢するのが当たり前」と思っていることが多く、痛みを伝えるのが遅くなる傾向にあります。

親御さんができること：

・子どもの訴えを真剣に受け止める

・「痛み＝悪いこと」ではなく「成長のサインかも」と捉える

・早めに専門家に相談する環境を整える

📍 昭和町・文の里エリアで成長期の腰痛にお悩みなら

当院では元Jリーグトレーナーとしての経験を活かし、丁寧でわかりやすい施術とエクササイズ提案が好評です。
整体とパーソナルトレーニングを組み合わせた根本改善を目指し「ただ休ませるだけ」ではない、動ける体づくりをサポートしています。

お子さまの「痛み」の背景にある本当の原因を見つけ、将来につながる正しいケアを一緒に考えていきましょう。

✅ まとめ
・成長期の腰痛は「ただの筋肉痛」と見逃さないことが大切

・原因は姿勢・柔軟性・体の使い方のクセなど多岐にわたる

・早めの対応と正しいケアで、将来のケガ予防にもつながる

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